MON MURMURE

Got7を推してます

推しが2年半ぶりに日本に来た

お久しぶりです。今年の2月あたりに激重日本ジェクペンの呟きを書き記して早10ヶ月…まさかこんな題名の記事が書けるなんて夢にも思っていませんでした。今でも夢だったんじゃないかなとふと1週間前のことを思い出します。まだ気持ちがナゴヤドームにあるうち(?)にこの記念すべき日に感じたことをここに残しておこうと思います。

 

 

さて、そもそも推しが日本に来ただけで何でここまでフィーバーしているかというと、まあ私の推し、Got7のジャクソン(以下ジェク)が2年半前に日本活動をしなくなり、その後一切日本に来なくなったんですよ。詳しい文面やら色々は以前のブログをどうぞ…→

推しが自国に来ないという事とは - MON MURMURE

今後日本での活動に参加しないってちょっと今でも意味分からない文言すぎて笑えてきちゃうな(笑えない)。でもその後に続く文を見てみると「特別な例を除き」という謎の一言がある事に気付くだろう。

 

「特別な例」????????????????

 

正直いうとこのメールが届いた当時、そしてしばらくの間はこの文言なんか全然見てなかった、というよりそれ以上に推しがこなくなったショックがでかくて気にする暇もなかったのだが、じきにこの文言の意味することとは…と考えるようになった。ただもう早々に日本公式のメンバー紹介ページからは綺麗さっぱり消されているし、日本活動でもジェクのジの字もないくらい彼の面影はないし。特別な例だとしても日本に来るとは到底想像もつかない状況がずっと続いていた。

 

そんな中今年もやってきたMamaのシーズン。毎年Got7は一番大きな開催地香港に参加しており今年も日本には来ないかしらと思っていたところ、何と今年は名古屋開催、しかも名古屋のみの開催だと発表される。

待って…名古屋のみ…Got7は絶対呼ばれるじゃん…(謎の自信)ということは…え…待って…

そしてパフォーマンスアーティスト第一弾に早々にラインナップされるGot7。少なくとも名古屋に来ることは確定した。

 

待って、何人で来る????

 

さてやってきた人数問題。マジでずっと悩まされてきた人数問題。開催地は日本。しかし管轄は日本公式ではない韓国の音楽授賞式。しかもでかい年末の授賞式。7人揃わないほうが色々とツッコミどころがあるくらい大切な年末の授賞式だけど、2年半ずっと来なかった、活動を完全に行わなくなった国に推しが来るのか確信が持てない。

ただ仮に来た場合、2年半ぶりに7人が見れるステージをこの目で実際に見れない後悔の方がきっと彼が来なかった場合のショックより大きいと思ってとにかくチケット先行に応募しまくった。そして二次でどうにか引っかかった。

とりあえず自分のチケットはご用意されたが、最後の最後まで彼が来るかは分からない。名古屋開催、日本活動の管轄ではない、そしてついに謎の特別な例が発動される時が来るのではないかという期待と、いくらの日本開催でもジェクが来るとは期待しない方がいいという気持ちと様々な思いが入り混じっていた。アガセの中にもとにかく今回はジェク来るでしょ!という興奮抑えきれぬツイートをする人、それに対し決まったことじゃないのに期待しすぎるなというツイートをする人、様々だった。どちらの気持ちもすごく分かる。ただ、今回ばかりは「来るよね!」という断定的な言い方をしない限り、来るかもしれないという期待はさせて欲しかった。それだけ条件も揃っていた。ジェクと日本関連の問題(というよりファン内での意見の食い違い)はちょくちょく起こっていて、その度に来ないメンバーのファンであり圧倒的マイノリティーである日本のジェクペンは期待もできず静かに見守るしかなかった(LoveLoopの掛け声云々が記憶に新しいが笑)。ずっとそんな状態だったジェクペンが、日本関連のものに期待が出来るなんて何年ぶりだろう。いないのは分かっているのに、毎回発表される日本活動のティーザーに僅かな期待を持って見ては当たり前に推しの姿は見当たらずに静かに肩を落としていた。どんどん洗練されていく日本活動曲に推しはいない、そして6人が幸せそうに肩を組んで歌う姿に多くのアガセが感動している中、全く感動できない自分が嫌だった。

今回の日本活動管轄でない来日で全てが変わることなどないことは分かっていた。日本活動に復活するわけではないし、日本開催の大きな授賞式のために来日するのはある意味当たり前かもしれない。人それぞれ感じ方は違うし、それで良い。ただ、私にとっては大きなことだった。「特別な例」が少なくとも存在する証明になるし、どんなことがあっても日本に来ることがなかった推しが日本に来て、2年ぶりに7人が日本に揃う。きっと、自分の中での日本活動への向き合い方が変わると思った。

 

様々な噂やサイン会での証言が飛び交う中、ついにMamaまであと1日となった。私は前日から名古屋入りをするため名古屋行きのバスに乗り込んだ。そろそろ今日あたり出国するのではないかと期待しつつも、ショックを受けすぎないよう期待を最小限に抑えていた。もう2度と大きなショックは受けたくないし、来なかった場合に推しが盛大に叩かれるのも絶対に見たくなかった。気を紛らわせるため全く違うジャンルの動画を見ていたが、ふとツイッターを開いたら7人の空港写真があがっているのが目に入った。その写真を見た瞬間、自分でも想像していなかったくらい想いが溢れた。

 

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7人で仁川空港から日本に行く姿がまた見れるとは…

見てよ;;;;超派手;;;;(そこ?)

ここ2年、日本行きの空港写真は当たり前に6人だった。それが、7人だったのだ。何回数えても7人なことに感動してバスの中で変な声を出しながら泣くわ鼻水は出るわで大変だった(汚い)。幸いにも隣の人はお休み中だったので声を押し殺しながら泣いた。バスでいきなり隣の人が泣き始めるの割と恐怖体験ですよね、隣の方寝ててよかった…()

空港写真だけでこんなになっていやいやMama当日どうなるの?という感じだったが、もうどうにでもなれという感じだった。これでよっぽど直前に何かが起こらない限り7人を見れることが確定したのだから、当日は思いっきり泣いて思いっきりその幸せを享受しようと思った。

 

そしていよいよ当日。

様々なグループのファンで溢れかえるナゴヤドームを前に、ついに2年半ぶりに7人が揃う姿を見れるのかと謎に緊張していた。私は6人になってからの日本の活動は割と早々に行くのをやめ、韓国のライブに飛んでいたので別に推しに会ったことが無い訳ではなかったし、なんなら6月にソウルコンに行っていたので、初めて会うわけでも2年半ぶりに会うわけでもなかった。それなのに何故だかすごく特別な気持ちだった。

そしてとても嬉しいことに、会場で普段なかなか現場で会えないジェクペンにたくさん会えた。なんの負い目もなく日本でジェクのうちわやボードを持って推しに会えるとワクワク出来ることが幸せで、同ペンの子たちと推しの話をできることが幸せで。推しが自国に来るってこんなに嬉しいことなんだって、皮肉にも失ってから気付いてしまったのだ。今まではこの気持ちに気付いていたら彼が来なくなる前にもっと遠征しまくっていたのにと後悔ばかりしており、再び会う機会に恵まれるなんて夢にも思っていなかった。Kpopはメンバーの流動も激しく、様々なことが突如として起こることもしばしばある。明日は我が身、推しが当たり前に活動してくれているうちに推せることがどれだけ幸せなことかと思うことが多い中再び会える例ははっきり言ってすごくレアなことで、今回のことが本当に幸せに感じられたし、あまりこういう言い方はしたく無いのだが2年前の自分が報われたような気がした。

 

ナゴヤドームの雰囲気はすごかった。やはり天下のBTSのファンであるアーミーの数がめちゃめちゃ多く、彼らの人気具合をひしひしと感じるとともに連番で取っておらず一人で席に座っていた私はややアウェイ感も感じていたのだが、7人が見えたら羞恥心など宇宙の彼方に消えた(怖…)。残念ながら私は全然ステージからもアーティスト待機場所からも遠い天井席だったのでそれこそ待機場所でのモーメントをレポできるわけでは無いが、同じ空間にいたからこその会場の盛り上がり具合のレポくらいならできると思うので少しだけ。より詳しいレポはもっと席が良かった方とかがしてくれているのでそちらへGO(他力本願)。

まずパフォーマンス。Eclipse、You calling my name、そしてCrash&Burnの三曲のミックスだった。後半の二曲は最新アルバムの曲なので初めて聞けて最高だった。You calling my nameはドームという大きな会場で聴くとかなりお腹に響くズンズン系の曲(語彙力の欠如)なのが意外だったし、Crash&Burnではその名の通りクラッシュしたしバーンした。何より、ステージに7人いるのだ。ジェクのパートでジェクの声が聞こえてくるのだ。目で追う主軸となる人物がいるのだ。こんなこと当たり前すぎるかもしれないし、実際韓国のライブに飛んでる時は自分でも当たり前に感じつつあったが、改めて日本でも推しがステージにいて7人が揃っていて推しのパートで推しの声が聞こえてくることに胸がいっぱいになった。日本にいるのに、6人のステージを見て目で追う主軸がおらず他のメンバーですらまともに目で追うことができなくて虚無ばかり感じていたあの時と違う感情になっているのが不思議で、同時に本当に幸せだった。たくさん声援を送りたいのに、あまりに胸がいっぱいになっていて「ハア…」とか「アア…」とかしか言えなかったのはマジで許してほしい。激重オタクなんで…

 

次にパフォーマンス以外について。推しが本当にリラックスしていてある意味いつもの彼だったのが本当に嬉しかった。とりわけリアクションが豊かな彼がまた日本で見れたこと、そして何故かそれがカメラに抜かれることが多かったことに自然と笑顔になった。もはや2019年Mnet Asian Music Awardsのリアクションオブザイヤー(そんなものはない)を差し上げろと思った最高のリアクション芸がこちら。

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パクジニョン(PDの方)のビニール衣装パフォーマンスを見たときのガチでショックを受けるジェク

会場が一気に沸きまくった。マジで。しかも爆笑の方で(笑)

私の周りの他グループのファンの方はもはやGot7という名前は知っているけどメンバーはほぼわからないという人が多かったのだが流石にこの顔がモニターにどでかく映ったときは手を叩いて大爆笑していた。もちろん私も超笑った。こんな面白いことある??久々に来てくれただけで、パフォーマンスしてくれただけで幸せなのにジェクの場を盛り上げる面白キャラ炸裂なところまで見れるの????神??????

他のアイドルがカメラに抜かれると、カメラに気づいてから表情をきめていたのだが、リアクション芸人(芸人ではない)ジェクはカメラに抜かれた瞬間からすでに表情が出来上がっていた。マジでワイプ芸人かと思った。(だから芸人ではない)私が大大大好きな面白いジェクが見れた喜びといったら…この顔は後世まで語り継いでいこうね…

 

そしてGot7は今回2個賞を受賞したのだが、そのうちの1つであるWorld wide fans choiceを受賞した際のスピーチがお決まりの韓、英、中、タイ語での挨拶だった。ベンベンがタイ語で超チャーミングに挨拶をしてマイクがジェクに渡った瞬間、歓声がめちゃめちゃ大きくなった。ジェクと呼ぶ声も所々から聞こえて、そして何よりジェク本人の表情がフッと緩んだような気がした。何となくそもそもジェクペンが多かった感じもしたが、そうでなくとも久々の日本でのステージに立つジェクを迎える空気が想像以上に暖かくてすごく安心したのを覚えている。そして、ジェクが「大家好」と言葉を発した途端会場は歓声に包まれ、私はごう泣きした(怖)。いや、まさか「大家好」で泣くとは思わなかったのだが(最初で最後)ジェクがファンに向けて力強く呼びかける声が聞けて今までの色んな気持ちが緩んでとにかく泣いてしまった。もちろん意味わからないタイミングで一人泣き出す私に周りのファンはどうぶつ奇想天外みたいな感じで見てきたが、この二年間抱えていた感情を抑えきれなかった。本当に、本当に嬉しかった。中国語はちょっとしか勉強したことがなかったのに、この日ジェクが言ってることがわかったような気がした。(気がしただけ)

 

途中二、三回入った休憩中もGot7は裏にはけずにアーティスト待機席にいて近くのファンに向けてたくさん手を振っているのが遠くの席からでも見えた。そんな彼らが愛おしく、そして2年半ぶりに日本のアガセに歓迎されるのを見てジェクが少しでも幸せを感じてくれたらと心から願った。

終わった後、開演前まで一緒にいたアガセと待ち合わせていたのだが、会った瞬間に声をあげて大泣きしてしまった。ずっと日本に来て欲しいと思っていた推しに再び会えて、7人が笑いあってるのを見れた。そしてちょうど2年前の冬、初めての武道館公演を7人で迎えられなくて悲しくてどうしていいかわからなかった私が、単コンではないものの7人でドームでパフォーマンスしているところを見れたのだ。言葉では表しきれない感情で心がいっぱいになった。

 

久々に日本のステージで見た推しは本当にかっこよくて面白くて最高だった。そんな姿を見たら「次は海外に会いに行くからな!!!」とスッと思えた。

いや勿論、個人的にはやはり日本に来て欲しい。めちゃめちゃ来て欲しい。LoveLoopのループの中にいてくれよ〜と何度思ったか分からない。ソロ活動との兼ね合いなど色々あるのは分かった上で、(別に無理してでも来て欲しいとは思ってないが)単純に個人の感情としてはやはり寂しいのだ。ソロ活動を始めてから見れる最高な一面も多くあって楽しませてもらってるのも確かなのだが。難しい。

 

でも、これをきっかけに日本活動に復活するわけではないし日本のティーザーに推しがいないのを見たらまたシクシクするだろうけど、きっとこの日の思い出が少しでも自分を支えてくれるようになるだろうと思えた。

今回だけでも来てくれたことがどれだけ気持ち的に大きなことか。謎の特例が起こりうることが証明された。彼の来日歴が2019年に上書きされた。大きな進歩だ。

 

 

叶うかわからない彼の日本活動復活を夢見て、それまではきっと「7人」を見にせっせと海外に飛ぶだろう。とりあえずワールドツアー後半戦。待っててガッセブン。

 

推しが自国に来ないという事とは

 初めての投稿ですが非常に重〜〜い、暗〜〜い、そして長〜〜い話になりそうなので予めご了承くださいませ。(題名で察しちゃってるかと思いますが)そして何より、完全に私個人の見方、思いであるということを念頭に置いてくださると助かります。

 

 さてさて一見シャレオツにも見えるブログのタイトルなので何についてのブログか予想がつきにくいですが、そこら辺にいるただのオタクのブログです。私がオタクをしているのはGot7というJYP entertainment所属、韓国のアイドルグループです。7人組です。色々訳あって日本では今現在6人組です(自爆)。韓国、アメリカ(台湾系)、香港、タイから来た顔面偏差値某ケン○リッジ大学並みの可愛いわちゃわちゃボーイズたちです。

 

 えーっと詳しい彼らの紹介は他の人に任せます(適当)。最新曲、Lullaby、Miracle聴いてくれよな!Youtubeで「Got7 Lullaby」または「Got7 Miracle」検索しようね!!!!!!!!(完全放り投げのくせに押し付けてきやがる)今回私が書きたいことは上で自爆しているとおり、日本の活動についてです。重いよ、マジで重いよ。

 

 というのも、私の一番の推し、ジャクソン(ジェクスン、ジェクなど色々読み方はありますがここではジャクソンまたはジェクで話しますね)が約一年半前に日本の活動に不参加になったんですね。もう一年半も経ったけど、未だに日本公演のステージに6人しかいないことに慣れなくて、毎度毎度日本公演があるたびにツイッターランドでネガティブなことばかり呟いてしまい(フォロワーさんすみません)、恐らくこれは何かしっかり文章に書いた方が気持ちも整理できるかなと思いましてこのブログを開設いたしました。つまり完全自己満気持ち垂れ流しブログ。

 

 さてそろそろ本題に入りましょう。忘れもしない2017年9月5日、日本公式ファンクラブから一通のメールが届きました。前日の9月4日は長男マークちゃんの誕生日で、ファンが完全に幸せ祝福モードでした。そんな中届いた一通のメール。何気なく開いた後、一気に血の気が引いたのを覚えています。「メンバーに関する大切なお知らせ」という題名のそれにはこんなことが書いてありました。

 

 「Got7のジャクソンは、今後のスケジュールの調整及びコンディションの管理が必要という本人の意思を受け、今後日本での活動に参加しないこととなりました(中略)この件に関し、何度も話し合いを繰り返し、残念ではありますが、このような決断に至りました。特別な例を除き、日本でのGot7の今後のリリースやコンサートなどの活動は6人となります。(中略)Got7は、6人でこれからも日本で頂上を目指します。」

 

.............................は????????????????????????

 

いやもう本当に血の気が引きましたマジで。声も出ない。涙も出ない。一気に手が冷たくなる(マジで血の気が引いたんだね)。とりあえず無意識のうちに何でも話せる母に電話をかけて助けを求めました。母が電話に出てくれた途端、泣きました。状況を話して、とにかく母はゆっくり話を聞いてくれました。ここら辺を話し出すと長くなってしまうな…端折りますね…今度話す機会があったら話すかも、いや分からん。

 

 その後ご丁寧なのかよく分からないけど11月から始まる日本ツアーの払い戻しの案内が淡々と公式から届き、もともと12月の武道館公演のチケットを取っていた私は本当に申し訳ないけど払い戻しをさせてもらいました。同じ学校の友達で、ユギョムのファンの子と一緒に行こうと思って2枚とっていたチケットでした。その子は「私はユギョム推しだけど、7人のGot7が好きだから6人の中に推しがいようと誰かが欠けているステージは見れない。」と言って、払い戻しをすんなり受け入れてくれました。

 後に、私が払い戻しをしてしまった武道館公演は、とても温かな公演になったそうです。私は行けなかったけど(いろんな意味で)、ライブが素晴らしいものになったことは素直に良かったなと思います。

 

 私の払い戻し事情はここまでにして、上記でも触れたメールの内容にファンは大荒れ状態。いま思い出すだけでもマジで大混乱地獄絵図(コラ)。それもそうですよね、活動に不参加という重要な発表をこのメール一通で終了〜だったんですから。しかも文面を見てくださいよ、ここまでツッコミどころ満載な文章あります?ブログのために久々に引っ張り出してきたんですけど今読んでもマジで頭にくるなこの文章(落ち着いて)。

このメールが来る前に、ジェクは中国でのソロ活動を本格化し始めました。それまでもちょくちょく中国での活動はしていましたが、個人事務所を立ち上げ、より一層活動が活発になりました。Got7としての韓国での活動、中国でのソロの活動に加え、日本の活動のために日本オリジナル曲の練習や日本語を勉強するというのはかなり負担になるので、中国のソロ活動の活発化の段階から何となく予想はついていたとも言えます。ファンの間でも何となく嫌な予感がする…という空気が流れていたのは確かです。

 だとしても、この文章における「ジェクの勝手な理由でやめたんですよ〜もう困っちゃうよねえ」感満載な書き方は、マジで悪意しかない。仮に中国活動による負担などを踏まえ本人が提案したことだったとしても、それに至るまでには少なくとも他メンバーとの話し合いや事務所との話し合い、そして承認があったと思います。何より所属アーティストを責任持って守るのが事務所だろがアこ’’ら’’ア’’という感じです。明確な理由を提示した訳でもないのに、活動不参加という大きすぎる発表の全責任を所属アイドル一人に押し付けるような書き方すんなや運営サイド〜〜〜!!???今でも怒ってるからなあ〜〜!!??(地縛霊オタク)

 

 ジェクに全責任を押し付ける書き方をしたメール、中国活動を優先したかったが故に日本を切ったのではないかという不信感、自国でのみイレギュラーな人数で活動するのを一方的に提示された日本のファンの間には、徐々にジェクへの不信感、彼に対する愚痴や悪口をこぼす…こんなネガティブな雰囲気が流れるようになります。あまりにも情報が少ない中での大打撃すぎる発表だったが故に、本人に直接聞いた訳でもないのに、多くの人がソースもよく分からない情報を鵜呑みにし、ジェクは完全に「日本のファンだけでなく他の6人のメンバーにも迷惑のかかるようなことをして負担を押し付けた悪い奴」と印象付けられていました。(全ての人がそうではありませんが、この当時のマジョリティの風潮はこうだったと感じています。)

 

 推しの悪口を見ない日はないこの当時の私は、推しが日本に来ない悲しみに加え、この風潮に対して怒りに狂いまくっていましたし、正直ジェクが推しではない人に何が分かるのだという気持ちを抱いていました。子供だったし冷静に見れてなかったな…。ただ、ある程度時間がたった今は、根拠のない情報をもとに言っていた悪口は今でも決して許せないことではあるけど、6人の方に推しがいる人ならではの不安や意見があるのは理解できるなと思えるようになりました。彼が推しの人の気持ちはその人たちにしか分からないように、ジェクのファンである私に6人側に推しがいる人ならではの気持ちなど分かるはずがないんですよね。他人の気持ちは、寄り添うことはできるけど、完全に同じように感じることは不可能です。

 メンバーが一人欠けるという今までと異なる状況になり、ファンの見方の変化に対して6人はそれまで以上に重圧を感じていたと思います。本当のことは彼らにしか分かりませんが、少なくとも日本活動における大きな変化だったことは確かなので。

 

 そして、本当に綺麗さっぱり、元から“ジャクソン”というメンバーはいなかったかのように6人での活動が行われるようになりました。彼の存在を完全に隠す方針は私にとってはあまりに辛いことであり今でもモヤモヤと考えてしまうことですが、下手に来ないメンバーの存在をちらつかせるよりは、さっぱり6人としてやってくれた方がモヤモヤせずに見れるという人もいると思うので、良し悪しをつけるべきことではないなと思っています。非常に難しい点です。ただ、私はこの方針が大っ嫌いです(間髪入れずにぶち込んできたな)。

 

 誰もが少なからず不安を感じていたその後の日本ツアーでは、6人が頑張って勉強した日本語で面白いトークをしてくれたり、韓国の曲とは別で準備・練習をした日本の曲を精一杯披露してくれたり、何より彼らの素直な気持ちを彼らの言葉で伝えてくれたことにより、会場にいたファン、ライブには行けなかったけど不安を感じていた多くのファンの気持ちがスッと軽くなったようです。(行ってないので確信を持って書けなくてすみません…)

 ここで、私の気持ちと完全に多くの日本のファンとの気持ちの大きな隔たりを感じてしまいました。多くの人が、不安で心配だったのは私たちだけではなかった、メンバーも私たちと同じ気持ちだったんだと思っている中、正直私はどうしても日本に来てくれるメンバーと自分の気持ちを重ねることが出来なかったのです。不安は無かったといえば嘘になります。しかし、私はジェクペンである以上、詳しい理由も言えないまま日本の活動から去ったジェクの気持ちも同時に伝えてほしいという気持ちもあり、何よりジェク 対 6人+日本のファンの図に見えてしまったのです。(この見方は、「そんな事はない」という意見が発生しうる見方かと思いますが、あくまでも私が感じた見方なので、これが正しいとも思っていません。)彼が日本ではいないメンバーとされている事情があるとは言え、あまりにジェクの気持ち、そしてジェクペンの気持ちが加味されてないのではと何とも言えない宙ぶらりんな状態でした。

 

 

 自分は「日本のアガセ」には該当しないのではないか。自らそもそも日本の活動は追わない主義と決めた訳でもないのに、自国で開催される活動から距離を感じてしまうことで、自分はどんなファンなのかすら分からなくなってしまいました。(重)本当にマジで考えすぎっしょ〜と感じるかと思うんですけど、まあ色々考えまくるし重いのは割と通常運転なんですよね…ご了承ください…。

 そして日本活動に行かなくなった(行けなくなった)ことによってオタク活動の最大の楽しみと言っても過言ではない、フォロワーさん達との交流の場がなくなってしまいました。いや、それしたいなら行きゃいいやんけってなりますよね。

 

行ってみたんですよ(一回だけだけど)

 

 推しの不参加メールからしばらく経った2018年6月、Turn Upツアー後に告知されたホールツアーに行ってみました。まあ何故このタイミングで行く気になったのかというと、8月以降約1年間は現場に行けない事情があり、フォロワーさんに会いたかったというのと、頑張る6人を自分の目でしっかり見てみよう、今まではあまりにもジェクペンという片方のサイドからしか状況を見れていないから6人の姿を見て違う見方にも触れたほうがいいなと思ったからです。

 ファンミーティング要素が強いツアーでしたが、テンポの良い彼らのトークは本当にすごいなあと思ったし、わちゃわちゃ楽しいゲームコーナーから一転、曲披露のステージでは生き生きと日本の曲を歌うカッコいい彼らを見ることができました。

韓国の曲は一曲も披露しなかったのですが(私にとってはこれはある意味救いでした笑)、ジェクがいた頃の日本の曲を初めて他メンバーがカバーしているのを生で目にして寂しくて悲しくて、でも大切に歌ってくれるのが嬉しくてよくわからない感情のままひっそり泣いていました(重)。ちなみに泣いたのは「Stay」のサビのジェクパート「I'll be right here このまま」をまさかのじぇいび(リーダーJBさんです)が歌ってくれているというのがわかった時です。いやあ本当に最高のリーダーですよ。ラブが溢れるよな……(そうですか…) その他の曲のジェクのパートも、主にマークちゃんとベムちゃんがカバーしてくれていました。

 一生懸命に歌ってくれている6人には一ミリも責任はなく、ただただ本来ジェクが歌っていたパートから彼の声が聞こえてこない現実に悲しさ寂しさが募りました。そして終わった後に、自分の推しの最高だった部分をみんなで言い合って共有するという事が出来ない事に気付くのです…。(なんでちょっとナレーションチックなの?)

 一番に目で追う対象がいないという事はこんなに違うんだ、と身にしみて感じました。5月にソウルコンに行って7人の姿を見たからこそ、その違いが大きく感じられてしまい、日本の活動に参加するのは少なくとも7人が揃う日が来ない限りこれを最後にしようと決めました。自分の精神衛生上良くない。

 

 

 日本の活動の充実度、満足度が回を重ねるごとに良くなっているというのはファンの方のレポや呟きなどを見ていても感じることができますし、それは6人の並々ならぬ努力があってこそだなと思っています。韓国でのカムバ、何より2018年は大規模なワールドツアーと並行しながら内容が異なる日本のツアーの準備も手を抜くことなくこなした彼らの努力は本当に凄いです。見習いたい。(知らん)

 一方で、推しも何よりファンを思って活動を頑張ってくれていると思っています。それこそ日本には来ないけれど、グループでの活動でもソロでの活動でもファンのことを大事にしてくれているんだなとひしひしと感じます。いい意味でファンを国ごとで区別せず、全世界のファンを大切にしてくれる人なのかな〜と感じています。真意はわからないけどね。少なくとも私はそういう印象を受けます。

 

 ケーポップの中華圏出身メンバー(彼は香港の人ですが)の韓国と中国の活動における難しさはGot7に限ったことではないし、全てのグループ、メンバー一人一人状況や解決パターンは異なると思います。韓国、中国のエンタメ界や考え方などを語れるほど私は知識がある訳でもないのでこのような経緯に至ったあれこれを紐解く事も出来ませんし、何より全てを包み隠さず言う必要もないと思います。言わないほうが良い場合もありますよね色々と。私たちが想像する以上のいろいろな事情があるんだと思います。そして私は彼のソロ活動も応援していますし、6人で頑張る日本の活動も現場には行けないけど応援しています。

 

 

 韓国のアイドルが日本市場に参入するにあたって恐らく殆どの場合、日本語バージョンまたは日本オリジナル楽曲の制作、そして日本語の勉強を強いられます。そういう活動形態が存在してる以上、そして恐らく需要がある以上、彼ら彼女らがこれらをこなさなければいけないのは分かっているものの、私個人としてはそもそも日本では別のものをわざわざ用意しなきゃいけないこの活動形態自体にやや疑問を持っている事も確かです。

 ただ、ただ、一方で、これは本当にただの個人の欲ですが(いやでもそもそもオタク活動など欲の塊じゃんね)、推しが自分の国にきてくれて日本語を少しでも話してくれて、日本のファンに思いを伝えてくれて、日本のインタビューなどで楽しそうにメンバーと話す姿を見たい、そして何より日本で同じライブという時間を共有したい、その幸せな日本のライブでの推しの姿をいつまでもファン仲間と一緒にああでもないこうでもないと共有したい、という気持ちがいつまでたっても私を虚無に至らせると同時に潔く割り切って考えられる状態にさせてくれません。

 完全に矛盾です。

いまだに日本活動があるたびに矛盾だらけの複雑な気持ちになり、ダラダラネチネチとツイッターランドに自分の負の感情を書いてしまいます。でもこの気持ちは、7人で日本活動を再開してくれるのを見ることでしか解決しない厄介な気持ちである事もわかっています。

 

 このブログの記事に明確なオチをつける事も出来ません。とにかく、日本公演の度に感じるモヤモヤの理由を書き連ねる事で少しでも整理が出来たらなという目的だけです。彼らが素晴らしい日本活動を行なっている一方でこんな風に感じているファンも実はいるんですよヤバイよね…(笑)と知っていただけたら充分すぎるくらいです。

 

 最後に、いつ推しに会えなくなるか分からないから推しには会えるときに会っといた方がいいというのはマジです。みんな、推しにバンバン会っていこうな!!!!!!

あとこんな負の感情を抱いていながらもファン辞めてないのは彼らが最高すぎるからなんだよな!!!!!!!!!!GOT7は良いぞ!!!!!!!!!!!Youtubeで検s(以下略)

あ〜早くワールドツアーの予定欲しいな!!!!!!!!!!!!!!!(知らんがな)